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お知らせ News

2021年2月25日 イベント

「金沢地区センター寄席」が終了しました

昨年10月に開催いたしました「金沢地区センター40周年記念の特別寄席」に続いての寄席の開催です。今回の寄席も昨今の事情から人数を絞っての開催とさせて頂きました。

開演に先立ち、金沢地区センター館長よりの挨拶と今回も寄席の開催にご協力頂きましたそば打ちの団体「麺ずクラブ」の代表者様よりのご挨拶があり、その後いよいよ寄席の始まりです。今回の寄席は、横浜在住の桂歌助師匠の弟子の会(アマチュア)よりベイス亭きよし、ながや亭楽琴、三流亭迷惑、大和家なでしこ、特別出演として桂歌若師匠の5人です。

トップバッターは、横浜のプロ野球チームのかつての監督の名前が連想されるベイス亭きよしさんの「親子酒」。酒好きの大店の親子。酒癖の悪いせがれを心配した父親が二人で禁酒の約束をした迄は良かったが・・・

高座台に飛沫飛散防止シールドを設置しているため光って見えます

二番手はながや亭楽琴さん。演目は「粗忽の使者」。驚くほどの粗忽だがお殿様のお気に入り。その粗忽者が使者に出ることになったのでさあ大変・・・

三番手は、三流亭迷惑さん。演目は「てんしき(転失気)」。医者に「てんしきはあるか」と聞かれた和尚。意味が分からずその場はごまかしたが小僧にてんしきを買いに行かせます。小僧が訪ねたどの店も意味が分からず適当なことを答えるからますますややこしくなります。

四番手は、大和家なでしこさん。演目は「かぼちゃ屋」。二十歳になってもブラブラしている息子。伯父さんの所でかぼちゃを売ることになったが商売のことはトンチンカン。

トリは、特別出演の桂歌若師匠。特別寄席から4か月ぶりの出演になります。演目は「御神酒徳利」。日本橋の旅籠屋。年に一度の大掃除の日。将軍家から拝領した家宝の御神酒徳利が転がっているのを見て驚いた通い番頭。とりあえず水がめに入れたがすっかり忘れてしまい、今更自分が水がめに入れたとは言えず、家に帰って女房に相談するが・・・

マスク越しではありますが笑いも絶えず大いに盛り上がりました。

コロナ禍の厳しい状況ではありますが、寄席は今後も開催の予定ですのでお楽しみに。